ワインを引きたてるグラスの選び方

ガラスは素材として安定している上に透明度が高いので、ワインの色や質感がよくあわられます。そんなことから、グラスはワインを味わう最適なパートナーといえます。

ワイングラスは、ステム(柄)とボウル(受け皿部分)をもつ、いわゆる脚つきのものがよく使われます。ボウルは液面の豊かな香りを保ち、スワール(内壁に沿ってゆっくり回すこと)してもこぼれにくいチューリップ型(フチに近づくほどすぼまっている形)が良いとされます。カラーグラスやカットグラスよりも、薄手で無地のカリグラスやクリスタルグラスなどの方が、より楽しめます。香りの豊かさに合わせてグラスを選択するのが望ましいのですが、1タイプだけ選ぶとするならば350ml前後の大きさのものがおすすめです。

洗うときはぬるま湯に洗剤を少量入れて洗い、温水でゆすぎ、温かいうちに逆さに伏せて自然乾燥させてから、使い古しの麻布で拭きます。柔軟剤(リンス)は油膜を作ってしまうので避けた方が良いでしょう。熱湯から立ち上がる湯気にあててから磨くと輝きが増します。清潔で乾燥した風通しのよい食器棚に、口を上向きにして保管すれば、食器棚などのにおいが移りにくいので、おすすめです。