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2023年6月9日

塩レモンからホブスまで!ル・クルーゼの「クールカラー」で楽しむ至福のモロッコ料理


多彩なカラーラインアップが魅力のル・クルーゼのアイテムから、今回は爽やかな夏の風を感じるクールカラーをピックアップ。

「マリンブルー」、「アガベ」、「クールミント」など濃淡さまざまなクールカラーのお鍋やお皿を使って、青い地中海に臨む北アフリカの国・モロッコのお料理を楽しみましょう。


スパイシーなのに優しくまろやかな味わいのモロッコ料理は、ヘルシーで日本人にも食べやすいメニューが多く、ターメリックやパプリカパウダーなど手に入りやすいスパイスで本場に近い味に仕上げることができます。

本コラムでは、ひよこ豆と野菜を煮込んで作る「ハリラスープ」や、とろりとした半熟卵がたまらない「ベルベル風オムレツ」などモロッコの代表的な家庭料理をご紹介。モロッコの主食パン「ホブス」(円形のパン)を添えていただきましょう。


ハリラスープ~スパイシーで滋味あふれるモロッコの母の味

ル・クルーゼ 蓄熱性に優れ、冷めにくい「ココット・エブリィ」。熱々のスープを取り分けていただきましょう。

蓄熱性に優れ、冷めにくい「ココット・エブリィ」。熱々のスープを取り分けていただきましょう。

豆と野菜をベースにさまざまな具材をスパイスとともに煮込む「ハリラスープ」は、モロッコの人たちにとって、ちょうど日本の味噌汁のような存在のスープ。家庭によって具材や味付けはさまざまですが、豆や野菜を入れる点や小麦粉でとろみをつける点は共通しています。胃腸に負担をかけにくく腹持ちも良いため、「ラマダン(断食月)明け」によく食べられるスープでもあります。牛肉やラム肉を入れることもありますが、今回は豆と野菜に細かく折った細いパスタ、カッペリーニを加えたオーソドックスなレシピをご紹介します。使ったお鍋は紺碧の地中海を思わせる濃いブルーカラーが魅力の「アガベ」の「ココット・エブリィ」。豆と野菜のうまみをしっかり引き出して、滋味あふれる味わいに仕上げてくれます。スパイスの効果で体を温めてくれるハリラスープは寒い時期はもちろん、エアコンで体が冷えがちな夏場にもおすすめのスープ。深みのある「レジェ・ディッシュ」にたっぷり盛りつけ、お好みでパセリのみじん切りやコリアンダーをトッピングしてお召し上がりください。

> 「ハリラスープ」のレシピはこちら



ホブス~ハリラスープと一緒に食べたい、モロッコの主食パン

ル・クルーゼ 「シグニチャー ブレッド・オーブン 24cm」(以下、ブレッド・オーブン)をオーブンに入れて約30分で焼き上がり

「シグニチャー ブレッド・オーブン 24cm」(以下、ブレッド・オーブン)をオーブンに入れて約30分で焼き上がり

ハリラスープと並んでモロッコの食卓に欠かせないのが、平焼きした円形のパン「ホブス」です。モロッコの家庭では毎日その日食べる分のホブス生地を作って近所のパン焼き専門店に持ち込み、窯で焼いてもらうスタイルが一般的なのだそう。生地にバターを使わないホブスは素朴な味わいで、どんな料理にも合わせやすく、特に汁気の多い料理や味の濃い料理の付け合わせに最適。ハリラスープに浸しながら食べるのもおすすめです。


今回ご紹介するのは、ル・クルーゼのパン焼き鍋「ブレッド・オーブン」で焼くホブスのレシピ。2次発酵させた生地を250℃のオーブンで鍋ごと約30分焼けば、こんがりと黄金色のホブスの完成。「ブレッド・オーブン」のベル型のフタが鍋の中の蒸気を効率良く循環してくれるので、表面はパリっと中はふんわりとおいしく仕上がります。鍋が浅いのでパンを取り出すのも簡単。そのままでももちろん、ピタサンドのように具を挟んでサンドイッチにしてもおいしく食べられます。

> 「ホブス」のレシピはこちら



ベルベル風オムレツ~スパイスが決め手!とろとろ卵がおいしいベルベル人の伝統料理

ル・クルーゼ スキレットとしても使える「ブレッド・オーブン」で「ベルベル風オムレツ」を

スキレットとしても使える「ブレッド・オーブン」で「ベルベル風オムレツ」を

ホブスを焼くのに使った「ブレッド・オーブン」は、パエリアやローストなどパン以外の料理にも使える便利なお鍋。今回はモロッコの先住民族、サハラ砂漠に住むベルベル人の伝統料理「ベルベル風オムレツ」を作りましょう。基本のベルベル風オムレツはざく切りにした玉ねぎとトマトをスパイスとともに炒めたものに、溶き卵を流し込んで半熟になるまで焼いたもの。今回はクミン風味の肉団子を加えた食べ応えたっぷりのレシピをご紹介します。出来上がったら鍋ごとテーブルに運んで、熱々のうちにいただきましょう。半熟でジューシーなオムレツはホブスとの相性も抜群です。肉団子の代わりにベーコンや茹でたじゃがいもを入れてもおいしくいただけます。

> 「ベルベル風オムレツ」のレシピはこちら



ル・クルーゼ モロッコ風揚げ春巻き「ブリワット」

モロッコ風揚げ春巻き「ブリワット」

ベルベル風オムレツのひき肉が余ったら、モロッコの家庭料理「ブリワット」を。ブリワットはひき肉や野菜などを「ワルカ」と呼ばれる薄い小麦粉の皮で三角形に包んで、油で揚げたもの。ワルカの代用品として市販の春巻きの皮で包むと簡単に作れます。パリっと香ばしい皮が食欲をそそり、お酒のおつまみにもぴったり。お好みでレモン汁やドレッシングをかけると、さっぱりした味わいを楽しめます。


モロッコ風ラム肉の塩レモン煮込み

ル・クルーゼ 「レジェ・オーバル・プレート 25cm」はクスクスとの盛り合わせにぴったり

「レジェ・オーバル・プレート 25cm」はクスクスとの盛り合わせにぴったり

ラム肉がよく使われるのも、モロッコ料理の特徴。なかでもポピュラーなのが、ラム肉と野菜を柔らかく蒸し煮にしたタジン料理。今回はタジンの代わりにル・クルーゼの定番鍋「ココット・ロンド」でラムチョップとじゃがいもを煮込むレシピをご紹介します。ポイントは、モロッコの伝統的な調味料「塩レモン」にラムチョップを漬け込んでから調理すること。最近、日本でも話題の塩レモンは、塩とカットしたレモンを密封容器に入れ、1か月ほど漬け込んで発酵させたもの。爽やかなレモンの香りで食材の臭みを消してくれるので、少し癖のあるラム肉や魚とも相性の良い調味料です。

今回のレシピでは2時間ほど塩レモンに漬け込んだラムチョップを「ココット・ロンド」で焼き、じゃがいもや玉ねぎと一緒に煮込みます。「ココット・ロンド」で煮込むとすべての食材にムラなく熱が入り、ラムチョップは柔らかく、大ぶりに切ったじゃがいもは煮崩れせずほっこりと仕上がります。レモンの風味と塩気が効いていて、お酒との相性も良いごちそうメニュー。食材のうまみたっぷりの煮汁をクスクスにかけて食べるのもおすすめです。

> 「塩レモン」のレシピはこちら

> 「モロッコ風ラム肉の塩レモン煮込み」のレシピはこちら



ル・クルーゼ 塩レモン 左が漬けたばかりの状態。右が1週間後

塩レモン: 左が漬けたばかりの状態、右が1週間後

塩レモンは少なくとも1か月ほど漬け込んでから、使います。この間、毎日容器を上下に振って、レモンに漬け汁がかかるようにしてください。1か月経ってできあがったら、冷蔵庫で保存します。肉や魚料理の下準備に使うだけでなく、オリーブオイルと合わせてドレッシングとして、またソーダやお湯で割ってドリンクとしても楽しめる塩レモンは、まさに万能調味料。常備しておくと、お料理のバリエーションが格段に広がります。




ル・クルーゼのクールカラー

モロッコ料理のレシピとテーブルコーディネート、いかがでしたか?

モロッコの人たちにとって、青は魔よけに使われることもあるほど神聖で大切な色。北部には建物の壁や道路などがすべて青で彩られたシャウエン(別名:青の街)という街があることでも知られています。ぜひ、ル・クルーゼの青いアイテムを使って、おうちに居ながらにして異国情緒満点のモロッコへの旅行気分を味わってみてください。


青が美しいル・クルーゼのSAKEセット

ル・クルーゼ 片口とおちょこ2個をセットに

片口とおちょこ2個をセットに

このほどル・クルーゼのスフィアシリーズに新登場した「SAKEセット」もブルーが印象的なアイテム。丸みを帯びたフォルムが可愛らしい「シャンブレー」(深みのある青)の片口に、翡翠のようにさわやかな「ウォーターグリーン」とぬくもりのある「メレンゲ」(淡いベージュ)のおちょこ各1個を組み合わせたスタイリッシュなセットです。レジェシリーズの長方形のお皿「レクタンギュラー・プレート」におつまみを載せて組み合わせると、ホテルライクな晩酌タイムの演出に。片口は容量たっぷりで、お酒だけでなくドレッシングやそばつゆ入れとしてもお使いいただけます。お酒をたしなむ方への贈り物にも最適なセットです。



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