鋳物ホーロー鍋の内側「サンドホーロー」と「ブラックマットホーロー」の違いとは?
ル・クルーゼの鋳物ホーロー鍋の内側は、大きく分けて種類が2つあります。
明るい色でツルツルした感触の「サンドホーロー」と、マットな黒色でややザラザラした感触の「ブラックマットホーロー」。
どちらもエナメル加工が施されているため、臭い・汚れがつきにくく、お手入れがしやすいことに変わりはありません。
使いはじめのシーズニングも不要。コーティングしてあるので、食器用洗剤で洗うこともできますし、油を塗って保管する必要もありません。
では、どのような違いがあるのでしょうか?
2種類のお鍋を料理によって使い分けることで、ご家庭の定番料理のレパ-トリ-がぐっと増えること間違いなし!
こちらの記事では、内側の加工の違いや向いている料理についてご紹介します。どちらにするか迷われている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ル・クルーゼのサンドホーローとは?
サンドホーローとは、鋳物ホーロー鍋の内側が淡いベージュ(ホワイト)色のホーローのこと。ツルツルした光沢のある表面が特長です。
※ベージュ色だけでなく、ホワイトのホーローも同じ特長があります。
調理のメリット
明るい色のサンドホーローは調理時にお鍋の中が見えやすいため、出汁の色や食材の色の変化が分かりやすく、火加減や味つけがしやすいのが特長のひとつです。
また、明るい温かみのあるベージュ色に食材の色が映え、料理をより一層美しく、おいしく見せることができます。
炊飯や和食、煮込み、揚げ物まで様々な調理で扱いやすいのがサンドホーロー加工です。
お手入れのメリット
表面になめらかで均一なホーロー加工がなされていることで、洗浄の際に汚れが落ちやすく、匂いや油汚れが残らないという利点があります。
また、このなめらかなホーロー加工によって、水道水や食材のミネラル分によるシミがつきにくいのもメリットのひとつです。
ル・クルーゼのブラックマットホーローとは?
ブラックマットホーローとは、鋳物ホーロー鍋の内側が黒色のホーローのこと。多孔質(凹凸のある)でマットな見た目と感触が特長です。
調理のメリット
多孔質(凹凸がある)でマットな加工により、表面積が増えて熱効率がよくなることで、食材の焼き付け等に最適です。
凹凸により食材を「点」で支え、美しい焼き色をつけることができるので、食材の表面をパリっと仕上げたい時などには特におすすめです。
お手入れのメリット
内側が黒色のため、黒豆やカレー、トマトソースやスパイスなど、色が濃いものを調理しても色素が沈着しにくく、汚れが目立ちにくいのが嬉しい特長のひとつです。
使い込むほどに凹凸の部分に油が馴染み、食材がこびりつきにくくなります。