デジカメで料理写真をもっとキレイに撮るには? Lesson2
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炊き込みご飯にパエリア、具がいっぱいの鍋料理。できあがりの様子を鍋のまま、あるいは大皿のまま撮るのが楽しい一品もあります。ココット・ロンドで作った「はらこめし」を撮影してみました。
光が全体に回って明るく、おいしそうな仕上がり。お鍋のフタを入れる時は、写真のように角に少しだけ入れると見た目がうるさくなりません。 こんなふうに撮るには…
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鍋やフライパンごと写した料理写真でよくあるのが、ガス台や調理台でそのまま撮ってしまうという失敗例。背景が寂しくなってしまう上に、キッチンまわりは照明が暗いことも多く、おいしそうに写りません。テーブルなど明るいところに運んで撮影しましょう。鍋敷きの上に置いたり、フタを添えたりとちょっとした演出を加えるのもおすすめ。
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| おいしそうにできた! とその場でパチリ。でも、暗いし背景もごちゃごちゃしていて、せっかくの料理の良さが半減です。 |
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片側から光を当てて撮る場合、深さのある鍋だと、光が当たっているところの内側がどうしても暗くなってしまいます。そこで使いたいのが、デジタルカメラにたいてい付いている、露出補正機能。設定メニューなどの画面の中に、「露出補正」「EV補正」「明るさ」などの項目があるはずです。この数値を、鍋の内側面がある程度明るく写るところまで、+方向に少しずつ上げてみましょう。全体が明るくなり、おいしそうに撮ることができます。
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| 自然な範囲で明るくなるまでプラス補正します。今回は、+0.3くらいで撮影。あまり上げすぎると、他の部分が白くなってしまうので注意を。 |
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鍋全体を撮ったけどいまひとつうまくいかない…という時は、料理にぐっと寄るのも一案です。この時、しゃもじなどで中身を持ち上げて撮ると、より生き生きとした写真に。カレーや寄せ鍋など、具材がスープに沈んで見えにくい料理も、レードルで中身をすくって撮ってみましょう。湯気が立っていればなおベター。いわゆる「シズル感」を出すことができます。
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| しゃもじで、ご飯をほっこりと持ち上げて撮影。写真に動きが加わることで、ライブ感のある一枚にもなります。 |
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大人数で食べることの多い鍋料理や大皿料理は、取り分けたお皿とともに写すと楽しげな雰囲気に。背景にさりげなくグラスを入れたり、布を敷くなどひと手間加えれば、さらに写真映えします。鍋とお皿を同じフレームで撮る時は、お皿を手前に置くのが鉄則です。
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ココット・ロンドの色に合わせて赤いギンガムチェックの布を敷いてみました。
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【撮影&レクチャー】 柳原久子さん フォトグラファー。女性誌や書籍、カタログ、ウェブ広告などの撮影で活躍。料理からファッション、ポートレイト撮影まで幅広く手がける。 |
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※次回をご期待ください。 |
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